会社員からモデルに転向!パリ、ミラノ、アムステルダムで活躍中のファッションモデル、松村佳奈(Kana Matsumura)さん

松村佳奈(Kana Matsumura) Instagram
熊本県宇城市出身 東京・熊本・パリ在住
ファッションモデル(パリ・ミラノ・アムステルダムの事務所に所属)
くまもと大好き大使・宇城市プロモーション大使
2022年7月2日(土曜日)7月3日(日曜日)渋谷にてPOP UP Shop開催

しゃけ:
佳奈さん、お帰りなさい。NY1page.com、3ページ目の登場ありがとうございます!1回目のインタビューはこちら2回目のインタビューはこちらです。今は東京にお住まいですか?

佳奈さん:
しゃけさんお久しぶりです。このような機会をいただけて嬉しいです!ありがとうございます。2022年4月に日本に帰ってきて東京で一人暮らしを始めました。今は東京と熊本を行ったり来たりの生活で、冬にはまたパリに行く予定です。

しゃけ:
初めてインタビューさせていただいたのは2年前。ちょうどコロナ禍になったところで、海外から日本に帰ってくる方が多かったです。飛行機の運行も減りましたよね。その頃に「行ってきます!」と言っていたから驚きました。コロナは大丈夫でしたか?

佳奈さん:
2年間濃かったです。フランス、イタリア、ポルトガル、ドバイ、オランダ、ベルギー・・・いろいろな国で仕事をしたり旅行をしてきました。
コロナにはなりませんでしたね。ずっと元気に過ごしていました。パリ・ミラノ・アムステルダムの事務所に所属することができて、刺激的な日々の連続でした。クリスチャンルブタンのCMに出演できたのが一番大きなお仕事でした。

コロナで帰国した方が多かったからこそ、仕事のチャンスを掴みやすかったのかもしれません。パリで日本人とすれ違うことはまずなかったですね。アジア人も全く見かけなかったので。みんなと逆のことをするのはワクワクします。ロックダウン、隔離生活も経験しましたけど、とにかく楽しいことばかりでした。できればずっとパリに住んでいたいです。

しゃけ:
わ!すごい!最初にインタビューしたときは専門学校の講師のお仕事をされていたのに!ファッションの街パリでクリスチャンルブタンの広告に佳奈さんのお顔が堂々と!熊本の新聞に出たり、テレビの取材も受けていましたね。

佳奈さん:
はい。ありがたいことに、くまもと大好き大使・宇城市プロモーション大使に任命していただきました。心配をかけた家族のためにも熊本の新聞に出たかったんです。地元の新聞にとりあげていただき本当に嬉しかったです。そのおかげか、海外での職業体験を地元の小学校や中学校でお話しする機会をいただいています。

選択肢は実はたくさんあるのに、「知らない」から考える機会もないというのはもったいないと思います。私もモデルの世界を全く知らなかったけれど、教えてくれた方がいたから海外で働くことを選択できました。私の体験談が子供たちの選択肢を広げるきっかけになったらいいなと思っています。そしてコロナだからと言って諦めなくてよかったです!

東京では、7月2日(土曜日)と7月3日(日曜日)にイベントを予定しています。

アパレルブランドをしているモデルのお友達と二日間ショップを開きます。10時から18時まで私もお店にいますので、しゃけさんにもお会いできたら嬉しいです。

ヨーロッパ各地で知り合ったお友達も来てくれる予定で、海外に興味のある方たちとわいわいオフ会のようなことができたらいいなと思って企画しました。私は写真を撮ったり絵を描くのが好きなので、個展のような雰囲気を。あとパリの蚤の市のようなコンセプトで、アクセサリー、雑貨、洋服などをご用意しています。

会場はこちらです。東京都渋谷区神南1丁目8-17 横山ビル1F BANKSIA Hair Studio Instagram

しゃけ:
7月2日と3日に渋谷ですね。了解です!インスタグラムを拝見させていただきましたが、パリマラソンに参加したのですか?

佳奈さん:
はい。フルマラソン挑戦は2回目です。きつかったー。特にマラソンが好きというわけではないので走っているときはつらいんですけど、ゴールの瞬間が気持ち良すぎてまた走りたくなっちゃいます。達成感最高!「パリでフルマラソンあるよ」と教えてくれたお友達にも感謝。なんだかいつも教えてくれる人に恵まれています。

パリではいかに人生を楽しむかということが重要なポイントになっているような気がします。「楽しむ」ことを重視しているからこそ、誰に対しても親切にフレンドリーに笑顔で接してくれるのかな。電車の中でスマホを見ている人は少なくて、ちょっとした会話を楽しんだり、本を読んでいる人が多いです。

休日は公園でピクニックしたり、ホームパーティーを楽しんだり。仕事も遊ぶためにやるという感じです。たぶん働くのはあまり好きではなくて、太陽の下でのんびりごろんとしている人々に癒されました。アムステルダムはラテン系なのか、夜も街全体がノリノリでしたけどね。ヨーロッパは全体的にゆったりとした時間が流れているという雰囲気を感じました。

しゃけ:
東京での生活はいかがですか?

佳奈さん:
海外では全くホームシックにならなかったのに、東京ではなんだか寂しく感じることはあります。不思議ですね(笑)

背が177㎝なので邪魔にならないようにと気を遣うのかな、電車では猫背になってしまったり。オランダは世界で一番平均身長の高い国なんですね。だから洋服のサイズも大きくて、Sサイズが入った時には驚きました。靴もおしゃれな安い靴が選べる喜び!ZARAは国によってデザインもかなり違うことに驚いたり、ユニクロはパリの方が高いけどサイズが私にはピッタリで嬉しかったり。私にはサイズ的にも海外生活が向いているのかもしれない、と実感しました。

しゃけ:
言葉や文化の壁は感じませんか?

佳奈さん:
フランス語はかなり難しいです。「ボンジュール、メルシー、シルブプレ・・」と英語で乗り切りました(笑)どこの国でもジェスチャーと笑顔とノリで意思疎通できたような。常に表情を豊かにしていることも幸福感と関係があるかもしれません。治安的な心配も特になくて、身の危険を感じるようなことはありませんでした。

理不尽に感じることは多少ありましたけどね。なんでも時間通りには進まないというか。ストライキやデモが多くて、バスも急に止まったりして、「え!ここで降ろされるの?」みたいな。でもそんなことにも慣れていき、ミラノでは「え?時間どおりにきた!」と驚いている自分がいました。

しゃけ:
佳奈さん、やっぱり適応能力が高すぎる!

佳奈さん:
楽天家なんですよ(笑)ダメならダメでまた考えればいいし。ただ思い切って世界に出てみて本当によかったです。安定した地元での会社員の生活も捨てがたかったのですが、チャンスがあるならやれるところまでやってみたい!という思いが強かったので。挑戦って楽しいですからね。

でも、ストイックに頑張るわけではなくて、偶然に任せています。今やりたいことをやっていると、次のやりたいことがひらめいて、ひらめいたら一緒にやってくれる人が現れて・・・という繰り返しなんです。だから未来に何が起こるかは想像していないし、わからないまま進んでいますね。

昔も今も大きな成功とかは求めていないんです。楽しく生活できたらそれでいいし、昨日の自分より今日の自分が一歩でも前に進めていたらとっても満足です。

松村佳奈さん×しゃけの音声インタビューはこちらから聞くことができます。

松村佳奈さん×しゃけ 1回目のインタビューはこちら2回目のインタビューはこちらです

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