父との約束「人のために尽くす喜びを広める」ラスベガスV VARIETY SHOW 唯一の日本人パフォーマー、オンラインサーカス主催者、吉川泰昭(Yasuaki Yoshikawa)さん

吉川泰昭(Yasuaki Yoshikawa)
奈良県出身 ラスベガス在住
輪っかパフォーマー @yywheel
世界初オンラインサーカス主催者

「パッチ・アダムス」(1998年映画)を見てパフォーマーに憧れる
琉球大学農学部(マングローブの研究)卒業
在学中にラートに出会う
2004~2011年 「マッスルミュージカル」全国公演・ラスベガスへ
2006年 「お台場冒険王」(フジテレビ)
2007・2008年 NHK 紅白歌合戦 出場
2011年 初代シルホイール選手権チャンピオン 全米ラート選手権 チャンピオン ロサンゼルスへ
2011年 舞台「バチェラーパーティー」出演(演出:坂上忍 主演:野々村真)
2012年~ ニューヨークへ Spiebelworld「EMPIRE」に所属
2013年~ ラスベガス、ポートランド、ニュージーランド、オーストラリア、カナダなどで公演
2013年  吉本興業100周年記念興行「唄って笑って100周年」出演
2016年 CROKET MIMIC TOKYO出演
「FOX5」「Animal Planet」「The Jerry Lewis Telethon」など海外のテレビ番組にも多数出演
コシノジュンコファッションショーをはじめ、数々のイベントに出演多数
2019年 アメリカ最大のサーカスフェスティバル準優勝
クラウドファンディング挑戦中
サーカスを、コロナ禍で面会が制限された施設に届けたい!〜オンラインサーカス〜 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)


しゃけ:
世界中のエンターテイナーが集まるラスベガスで3年以上輪っかパフォーマーとして君臨しているYasuさん!輪っかパフォーマンスをYouTubeで拝見させていただきました。カッコよくて面白くて!最高です!https://www.youtube.com/channel/UCDt8CVnql1vYQhhMH3R7M0w
エンターテイメント業界に入ったきっかけを教えていただけますか?

Yasuさん:
ありがとうございます。きっかけは「パッチ・アダムス」という映画です。ロビン・ウィリアムス扮する医者の話なんですが、彼がピエロになって病気の子供たちを笑わせるんです。「病は気」からといいますが、その映画を見た時に、誰かを元気にする人になりたい!と強く思いました。

大学時代に「ラート」という体操器具を、熱心に僕に教えてくださった先生がいたんです。僕は運動神経が良いほうではなかったのですが、バランス感覚はよくてどんどんのめり込んでいきました。その先生に「君は世界で活躍する人になる」と言っていただけました。

琉球大学では農学部を専攻し、マングローブの研究をしてそれもすごく楽しかったのですが、どうしても「皆さんに笑顔になってもらえるサーカスパフォーマーになりたい」という夢を忘れることができませんでした。

しゃけ:
「サーカスパフォーマーになりたい!」と大学生の息子から言われたら・・・親は少しドキッとしますね。

Yasuさん:
僕は5人兄弟の末っ子として育ちました。兄兄姉兄で自分だったので、幼少期から自由に育ててもらった記憶はありますが、運動にはあまり興味がなくて詩を書いたりしていました。母親と一緒に寝るときに「今日はどんな発見があった?」と聞く母親に毎日そんなに発見ないよ・・と思いつつ「今日はねぇ、雨が笑ってたよ」とかそういう話をしたら、母がそれ、面白いから書いたらいいよ、というので朝書いていました。「僕は犬を抱いている 僕はお母さんに抱かれている お母さんは家に抱かれている 家は地球に抱かれている 地球は宇宙に抱かれている 宇宙は神さまに抱かれている だからみんな幸せ」というようなものです。

しゃけ:
わ!哲学的な!

Yasuさん:
家にテレビがなかったんですよ。テレビと洗濯機が同時に壊れて、どっちを買う?となった時に洗濯機を買ったのでテレビはありませんでした。「ドラえもん」をラジオで聞いていたのですが、想像しながら聴いているので、どこでもドアは観音開きのドアだと思っていました。(笑)想像力は鍛えられたかもしれないですね。

大学卒業後、塾の講師をしていましたが、「どうしてもパフォーマーになりたい」と父親(当時、高校の校長先生でした)に話したら、

「よし、行ってこい、でも成功するまでは帰ってくるな。」と言われました。
それから
「お前の一番のファンはいつでもお母さんと俺だ」と。
そして
「人のために尽くす喜びを広めるという約束が守れるのなら、行ってこい。」とも言われました。

「人のために尽くす喜びを広める」という約束を守れるのなら行ってこい!

その時は父の言葉はよくわからなかったんですよね。人のために尽くすのはわかるけど、それを自分が喜びながらする。そしてその上にそれを広めろと。

しゃけ:
!!「人のために尽くす喜びを広める」今まさにYasuさんがその約束を果たそうとしているのですね?
「マッスルミュージカル」の一員としてラスベガスに行ったのが最初の渡米ですか?英語はどうでしたか?

Yasuさん:
はい。2005年にラスベガスに着いて、プロデューサーが「ショーを見てこい」と言うので、本場のエンターテイメントショーを見まくりました。

そして、知ってしまったんです、世界一のショーが桁違いであることを・・・。100億円規模のショーを目の当たりにして衝撃を受けました。

それからは練習やリハーサルは誰よりも先に来て、誰よりも遅くまでやる、という生活になり、2年間「クラウンワークショップ」というピエロになるためのワークショップに通いました。

英語は苦手で。学生時代は赤点を取っていましたね。初めてアメリカの舞台(夜中の12時30分からのショー)に立たせてもらったときはダダ滑りです。笑いをとるどころか、シーーーーン。
でも「ここで諦めたらあかん」と続けて4か月目くらいですね、笑いが取れるパターンが出来上がりました。英語のできない日本人が頑張って英語をしゃべるキャラというのかな。

それで6か月目のころ、舞台が終わった後、おじさんに声をかけられました。「3mの円形の舞台ではできるのか?」と。「いや、無理や、今の5m×4mでもきついのに・・・。」と言ったらですねえ、クラウンの師匠が「できます!できます!お前このお方を誰だと思ってる?」と僕を思いっきり叱るわけです。そのおじさんはサーカス・エンタテインメント「EMPIRE-エンパイア-」のプロデューサーだったんです。

しゃけ:
!!おじさん、まさかの引き抜きですか??

Yasuさん:
何かが自分の中でハジケましたね。「不可能なんて思うな!なんとか可能にしろ!」「できないなんて言っちゃいけない!」と。
でもチョークで3mの円形を書いて練習したらやっぱりできないんです。だったら・・・今まで使っていた輪っかだけでなく、90㎝の輪っか、45㎝の輪っかなどを取り入れました。

毎日2週間練習していたら、できるかも?と見えてきました。できるかな?と思ったあたりで、次の日ぶっつけ本番のオーディション!!そして世界最高峰のエンターテイメント集団、EMPIREに合格しました。

しゃけ:
わーーー。ドラマですね!

Yasuさん:
発想を変えましたね。一見できないって思うことも、見方を変えればなんとかなる。自分のイマジネーションを研ぎ澄まして自分がワクワクすることを想像してやり続ければ、世界で自分にしかできないパフォーマンスになる!と。

オーディションで合格はもらえたのですが、VISAの問題で一度日本に帰りました。その時に、3mの円の中で使える、世界で一つだけの自分オリジナルの小さめの輪っかを作ってもらおうと製作所に片っ端から電話をしました。

「無理です」「無理です」と電話を切られたのですが、諦めずにお願いしていたら30万円で作りますと言ってくださるところが現れました。

その時は2011年、震災の年です。そして結婚した年でした。妻に小さい声でうなだれながら「30万円だって・・・」と言ったら妻は大笑い。「なんでそんな暗い顔で言うの?あかんときほど笑わな!」と爆笑してくれました。30万円持っていなかったんですよ・・・僕は。「私出すよ」と妻が出してくれました。
あかんときほど笑いましょ!(笑)

しゃけ:
(笑)奥様かっこいいです!!今は3人のお子様と奥様とラスベガスでお住まいなんですよね?

Yasuさん:
はい。自分の子供を抱っこしていると、父親もこうやって抱っこしてくれたな、と思い出します。父親は今80歳で入院(緩和ケア)していて、孫を抱っこすることはできないのですが。

しゃけ:
お父様にパフォーマンスを見てほしいというところから「オンラインサーカス」の発想が生まれたのでしょうか?

お父様とYasuさん

Yasuさん:
そうですね。「もうだめかもしれない」と家族から連絡があったときも、僕はサーカスパフォーマーとして舞台に立ってその映像を病院に届けました。顔では笑いながら、心で父のことを祈ってパフォーマンスをしました。そうしたら父親が喋ったというんですね。「お母さん」「たかちゃん」と。

たかちゃんというのは僕の姪っ子で、生まれつき遺伝子疾患を持っている子です。
そして最後に「告別式は?」と父が言ったそうです。(笑)自分の告別式のことなのか、笑いを取ったのか・・・。あかん時ほど笑いましょう!

コロナでラスベガスも3か月間ロックダウンしました。日ごろはたくさんの広告であふれる電光掲示板には「Door Closed Heart Open」という文字が流れ続けました。

ドアは閉まっていても心は開いている。病院には行けなくても、心は通じ合っています。サーカスは生で観てもらうのが一番ですが、この状況になって初めてオンライン興行という企画が浮かんできました。父と約束した「人のために尽くす喜びを広める」には・・・というところで『ギフト「ペア」チケット』という発想が出てきて、それを実現するためには既存のチケット購入会社などでは難しいということで、今回初めてクラウドファンディングに挑戦しました。

サーカスを、コロナ禍で面会が制限された施設に届けたい!〜オンラインサーカス〜 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

僕がラスベガスで知り合ったパフォーマーを日本へ、日本の素晴らしいパフォーマーをラスベガスへ紹介するきっかけ作りをしたいという目的もあります。

サーカステントでの現地審査員とアメリカからオンライン審査員、そして観客の皆さんによってグランプリを決めます。

北アメリカ最大級のサーカスフェスティバル「VIVA Fest」プロデューサーをはじめ、アメリカのオーディション番組のスカウト、元シルク・ド・ソレイユのキャスティングスカウトなどが審査員として参加予定で、日本からは世界のEBIKENこと蛯名健一さん、シルク・ドゥ・ソレイユキャスティングパートナーの吉田望さん吉本興業「ENERGY」ショープロデューサー紺田啓介さんをお呼びいたします。

そして吉本興業からはグランプリには副賞として吉本賞30万円が贈られます。また、もう一つの審査員特別賞として、1組にラスベガスで行われる「VIVA Fest」のメインイベントPRO FEST SHOWの出場権が贈られる予定です。

しゃけ:
YouTubeはこちらです→OnlineCircus vol.1 – Bing video
オンラインサーカスツイッターはこちらです→(1) OnlineCircus オンラインサーカスさんはTwitterを使っています 「オンラインサーカスで世界に笑顔を😊 6月6日オンラインサーカス🤡開催‼️ クラウドファンディングにて「ペア」チケットお求めいただけます! ご支援よろしくお願いします👏 https://t.co/LKrjWjiv8F #オンラインサーカス https://t.co/EbJ526wLeO」 / Twitter
!開催会場が私の住んでいるところの近くです! そしてEBIKENさん世界で活躍中の演出家、振付家、ダンスパフォーマーEBIKEN – NY1PAGE!!

Yasuさん:
この企画を初めて話したのが僕の尊敬するパフォーマーEBIKENさんです。「協力するよ」と言っていただき本当に感謝しています。
僕は総合プロデューサーで、ラスベガスのプロデューサーの方々とミーティングもありますので現地には行けないのですが、オンラインで参加させていただきます。

コロナ禍でも、夢を掴もうとするパフォーマーを応援したい。
病院や孤児院にいる子供たちを笑顔にしたい。

そしていつかは「クリニックサーカス」として病院の駐車場などに呼んでいただき、病気の方はもちろん、看病しているご家族のみなさんにも笑顔を広められるといいな、と思っています。

それが僕の喜びです。

父との約束を守るためにも、まずは2021年6月6日の「オンラインサーカス」を絶対に成功させたいと思っております。どうぞ応援、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
サーカスを、コロナ禍で面会が制限された施設に届けたい!〜オンラインサーカス〜 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

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