NYJCF 祝10周年!NYジャパンシネフェスト感想 彫り物と入れ墨はちがう。

入れ墨はゴロツキな人や、今ならば、ちょっとやんちゃな人が入れてるイメージがあるのだけど、彫り物はそれとは違うらしいのだと今回、NYJCFラインナップ作品のHORIMONO- JAPAN’S TATTOO PILGRIMAGEを見て知った。私の地元である北九州市には、やんちゃで入れてる人のほうが多かったのだけど。ティーンのときに見た深夜番組11PMで、カルーセル麻紀さんが映画に出演した話題にて、美脚に入れた彫り物を披露したのだった。

その映画というものが、伝説の彫り師の映画だったとは当時知らなかったのだけど。まずそれを見て、彫り物はアートなのだということを知った。

しかし今回の映画を見て、さらにアートから進み、歴史的にも宗教的な理由から彫り物を入れる人がいることを知った。なんと美しい日本の文化なのだろうって唖然とした。彫り物をしている男たちが、みそぎをやる姿も勇ましく美しい。彫り物は日本のアート、ぜひ見ていただきたい作品である。

期待していた女子高生の映画は、ちょっとだけ不明な点が多かったのが残念。二人のカワイイ女の子が、なぜこの男の子のことが好きなのか?というところに、どうしてもツッコミを入れたくなってしまう。

沖縄の映画A Woman Who Actsは素晴らしかった。沖縄の言葉や音楽、なにより満島ひかりさんの演技が素晴らしすぎる。沖縄出身というところも、マッチしてるからかリアル。ネタバレすると申し訳ないので、内容は書きません。

やはり何度見ても面白い、The Apologizers。これぞニューヨークっていうマンハッタンの風景や、ビジネス街にあるビルのエスカレーターでの1シーンなども、デザイン的にアルアルって思うし、巨大なグラフィティっぽいアートの前でちょっとくたびれた感じの日本人男性二人がベンチに腰掛けている風景のミスマッチなところに、この映画の味わいを感じる。

今回は、アメリカ人の言ってるセリフに注目した。「信頼をなくしたんだからなんとかしろ!」こういうことってビジネスにおいて、言うか言わないか定かではないのだけど、なんとなく言いいそうだよねぇ〜って思った。あとカップルのもめごとの仲裁も、彼氏のほうが彼女に謝るのさえ他人まかせっていうところ。今どきのアメリカ人の男性ならマジでやりそう。

以下は今回の作品のラインナップ。ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたい!
レジスターはコチラからどうぞ。

[NYJCF 2021]

アダーニア | Adarania (SSFF)
監督:クレメン・エスコソーラ | 2021 | 10:33 | アニメーション | 日本、フィリピン

演じる女 | A Woman Who Acts (SSFF)
監督:照屋年之 | 2020 | 18:30 | ドラマ | 日本

チャイナタウン・ビート | Chinatown Beat
監督:鳥原遊子 | 2021 | 4:27 | ドキュメンタリー | アメリカ

死体蝋燭 | Corpse Candle
監督:江口和久 | 2019 | 11:22 | ドラマ、ミステリー | 日本

怪獣映画の夜明け | The Dawn of Kaiju Eiga
監督:ジョナサン・ベレス | 2019 | 50:48 | ドキュメンタリー | スペイン

Fa(r)ther
監督:山本康士 | 2020 | 14:21 | ドラマ、リモート | 日本

Horimono: Japan’s Tattoo Pilgrimage
共同監督:キラ・デーン、デイビッド・カプララ | 2020 | 17:00 | ドキュメンタリー | アメリカ

イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・パイン | In the Shadow of the Pine
監督:小泉アン | 2020 | 7:54 | ストップモーション・アニメーション | カナダ

音無し | Otonashi
監督:Martin Georgic | 2021 | 10:00 | ドキュメンタリー | ドイツ

Nanmin
監督:アダム・ショー | 2021 | 19:22 | ドキュメンタリー | アメリカ

リッちゃん、健ちゃんの夏。 | Ritsuko & Ken-chan (AIWFF)
監督:大森歩 | 2019 | 30:26 | ドラマ | 日本

サイレンス | Silence
監督:TJ O’Grady-Peyton | 2020 | 14:07 | ドラマ | 日本

ねじけたつま咲き | Toes Intertwined
監督:石川幸典 | 2021 | 9:00 | ドラマ | 日本

吉野林業 | Yoshino Ringyo
デイビッド・カプララ監督 | 2021 | 19:55 | ドキュメンタリー | アメリカ

* 協力 | In association with
– SSFF: ショートショート・フィルムフェスティバル (東京)
– AIWFF: あいち国際女性映画祭 (愛知)

[NYJCF10周年記念リバイバル上映作品]
The Apologizers (NYJCF 2018)
監督:鈴木やす | 2018 | 20:36 | ドラマ、コメディ | アメリカ

A Warm Spell | 小春日和 (NYJCF 2015)
監督:齋藤俊道 | 2014 | 40:00 | ドラマ | 日本

The 8th Samurai (NYJCF 2012)
監督:ジャスティン・アンブロシーノ | 2009 | 28:26 | ドラマ | アメリカ

神山アローン | All Alone in Kamiyama (NYJCF 2018)
監督:長岡マイル | 2017 | 30:01 | ドキュメンタリー | 日本

Matou (NYJCF 2013)
監督:平林勇 | 2011 | 4:07 | アニメーション、エクスペリメンタル | 日本

Take 8 (NYJCF 2016)
監督:上田慎一郎 | 2015 | 19:39 | ドラマ、コメディ | 日本

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