焼酎文化を世界に広めたい!The SG ShochuブランドマネージャーJoshin Atoneさん

Joshin Atone
The SG Shochuブランドマネージャー(SG Group)
2014年NYのカクテルペアリングイベントで後閑信吾と知り合う。
バーテンダー世界一位の後閑信吾さんにNY1pageがインタビューさせていただいたのは2012年
2017年Sober Company立ち上げのため上海に渡る。
2018年The SG Club立ち上げのために日本へ。
2020年The SG Shochuブランドマネージャーとして世界各地を飛び回る。

ついにNYにSG旋風が?!

しゃけ:
今回は後閑さんの3店舗目のお店である、渋谷のThe SG Clubにお邪魔させていただきました。
とてもお洒落な店内、メニューは和柄の紙に木製バインダーという組み合わせでこだわりを感じます。
外国人のお客様が多いですね。焼酎は英語で何と言いますか?

Joshinさん:
1860年のアメリカと日本のサムライ文化を融合したコンセプトのThe SG Club(渋谷)はThe World’s 50 Best Bars で24位に、アジアの中では13位を受賞しました。
焼酎は英語でもShochuです。日本独自のもので500年前から作られています。
日本では人気のお酒ですが、日本以外ではまだあまり普及していないというのが現実です。<焼酎をもっと世界中で愛されるスピリッツに!>という思いで、後閑信吾率いるSG Groupの元で「The SG Shochuプロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトを通して焼酎を作っている人たちがどれだけの知識と技術を持ち合わせているかを目の当たりにしました。酒造りは本当に職人技の結晶です。

しゃけ:
米「KOME」(熊本)、麦「MUGI」(大分)、芋「IMO」(鹿児島)の三種類があるのですね?
ラベルやビン、蓋の形がいつも見ている焼酎とは全く違いますね。味も香りもそれぞれとても個性的です。

Joshinさん:
バックバーに置きやすいデザインを追求しました。IMOは紫芋を使っているのでこのような色に。
普通の焼酎は25度くらいですが、The SG Shochuはカクテルを作るときにも使いやすい度数(40度前後)になっています。ほかのスピリッツとは異なり本格焼酎の蒸留は一回のみなので原材料の個性がしっかり味わえます。
他の材料とも馴染みやすいのでカクテルベースとしての可能性は無限ですが、もちろんロックや水割りお湯割りでも十分楽しんでいただけるように開発されています。
普段よく見る銘柄の焼酎にも実はかなりのこだわりが詰まっています。The SG Shochuを通して日本の職人技をより多くの人に知っていだたき、世界に焼酎文化を広めることができたら本当に嬉しいです。

しゃけ:
世界にShochuブームがきそうですね。
JoshinさんはもともとNYにお住まいでしたか?

Joshinさん:
生まれ、育ちはカリフォルニアです。父方の実家が福岡なので幼いころからお盆や正月は日本で過ごしていました。大学進学のためにNYに引っ越しスペイン語と音響の勉強をし、卒業してから音楽や飲食が盛んなNYのLower East Sideでレストランやバーの仕事を。和酒について学んでいたころカクテルペアリング(食べ物、飲み物、それを楽しむ環境の相乗効果で生まれるペアリング)のイベントで後閑と知り合い、NYのエンジェルズシェアで働き始めました。
日本の料理と温泉が大好きです。焼酎、メスカル、シェリーを飲むことが多いです。

しゃけ:
日本語と英語がペラペラでさらにスペイン語も?!
今NYでSG Groupが新たな動きを見せているとのお噂を聞いたのですが・・・

Joshinさん:
動き始めています。数か月後にはお知らせできるかと思いますので楽しみにしていてください。

SG Group
国内外で新しいコンセプトのバーを企画・運営するインターナショナルなバーテンダー集団。世界で数々の受賞歴を持つファウンダー後閑信吾のもと、コンペティションで実績のあるバーテンダーが多数活躍。
食のアカデミー賞と言われる「世界のベストレストラン50」の運営団体が調査する「世界のベストバー50」に3店舗がランクインするなど、国際的なバー業界で特別な位置を占めている。

経営店舗
Speak Low(上海)
Sober Company(上海)
The SG Club(東京)
The Odd Couple(上海)

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください