アポロで師匠のチームメイトと運命のダンス接戦~朴木晴香

■師匠のチームメイトと運命の対決になったアポロ

ハーレム、アポロシアターのアマチュアナイトで3回戦を2度の優勝と3位で勝ち越し、決勝進出を果たしている朴木晴香(ほうのきはるか)は、今月20歳になったばかり。高校卒業後にダンス留学でニューヨークへやってきた。生まれ育った大阪でダンスを教えてくれていたZANGEも、アポロでは5大会連続優勝という経歴をもつ。何気なく挑んだアポロシアターで、なんと3回戦では、ZANGEと一緒にダンスチームを結成していた黒人男性二人組とステージの上で運命の対決ともいえる接戦となるのであった。

■振り付けしていたのは小学生

ダンスを始めたきっかけは、幼稚園のころから小学校2年生まではピアノを習っていたが、楽譜がよめなかったのでやめ、地元の公共施設で教えているダンスサークルへ通いはじめたことだった。「5年生くらいまでは、ダンスといっても趣味みたいなもので、ソーラン節とも鳴子を使ったりして踊ってたことがあります。軽いチアダンスをやったり、ストリートとまではいかないけど、そんな感じのダンスを踊っていて」5年生になったころ、本気でダンスをやりたいと思い、地元でも有名なダンススタジオにうつった。

「ヒップホップの基礎をそこから始め、アニメーションポップと、ブレイク、ロボットやポッピンなどをやっていました。姉妹でダンスをしている二人の中に私が入って、金倶打夢(キングダム)というアニメーションポップのチームを組みました。チーム名を漢字にしたのは、コンテストに出たとき英語の名前が多いことに気づいて、目立つので決めました。

それまではアニメーションポップというジャンルがあまり知られていなかったこともあり審査員も審査に困っていたようです。それでも少しずつ認められていき審査員特別賞を初めていただいた時はすごく嬉しかったです。そこからは、いろいろと賞をとれるようになっていきました」 振り付けも、すべてを自分たちで決めていくようになっていった。姉妹が小学校4年生と6年生、晴香は5年生だったので、小学生ばかりでの創作だった。

■運命を変えたジャスティン・ビーバーのコンサート

「中学生のころは、特に勉強とかやるほうではなかったのですが、2年生の終わりごろジャスティン・ビーバーのコンサートに友達に誘われて行ったときに、そのカッコよさに圧倒されて。それからは英語を基礎から猛勉強しました。大阪市立南高校は英語科があって、全員がアメリカへの修学旅行、テストに通ればオーストラリアに3ヶ月交換留学生として行けることもあり、ここに決めました」

高校では生徒10人に対してネイティヴの先生と英語の話せる日本人先生、2人がつくという英会話のクラスもあり、テーマに沿ったディスカッションもあった。実際に、高校1年生の終わりから3ヶ月オーストラリアへ行ったりアメリカへの研修旅行もあったので、生の英語にもふれることができたからか、アメリカで暮らす今も英語には不自由していないようだ。家計簿を毎月つけて、父へレポートするというダンス以外の面でもしっかり者である。渡米の資金も、高校生のころから週末に結婚式場でアルバイトをして貯めた。

「高校生の時にはアルバイトですでに自分より年上の人に指導しなければならない立場になっていたこともあって。自分の年齢は下なのにって上下関係の面でかなり苦労しました」 こうした経験から培ってきた人間性は、ダンスだけではなく人脈づくりにも生かされているのだろう、ニューヨークへ来てからもブロードウェイダンスセンターの教師陣から気に入られ、HeelのインストラクターであるShirlene Quigleyに誘われてダンスクルーに入ることができた。さらにバレエやコンテンポラリーなど、これまでやったことのないダンスに挑戦できるのも楽しいという。

■アポロ決勝で見せるぞサプライズ!

アポロシアターのアマチュアナイトには、出てみたら?とZANGEから勧められ、応募したらしいが。「オーディションに行ったのですが、振り付けとかもあまり考えてなくて、その場で踊りました。まさか通過したことを知らせる人から、呼ばれるとは思わなかったです」3回戦でシードとして対戦相手に選ばれたのは、ZANGEとチームを組んでいたタラードとタイリースだった。彼らからZANGEに『もしかして教え子ではないのか』って日本へ連絡が入ったそうです。結果発表のときには、まさか自分が勝てるはずがないと、思っていたのだが、会場の歓声で判定の結果、晴香が勝ち進むこととなった。決勝に関しての一言は、「サプライズ!」なのだとか。まだまだ若さから短い言葉の中にもパワーがみなぎっている。<敬称略  取材: ベイリー弘恵 取材協力;TMH Dance LLC>

Chris Brown, Fabolous, Velousの3人が歌うFlipmodeのミュージックビデオにも出演した晴香さん

【プロフィール】
朴木晴香(ほのきはるか)
1997年10月27日大阪、大東市で生まれる。12歳よりアニメーションポップ、ブレイク、ヒップホップ、ジャズなどを始める。14歳の頃ジャスティン・ビーバーとそのバックダンサーに影響を受けアメリカでダンスをすることを決意。日本では金倶打夢という女の子3人組アニメーションポップのダンスチームとして日本テレビダンス甲子園やBaby-G主催のコンテスト、その他さまざまなコンテストで入賞。個人でも多くの舞台に出演し、ZANGEの弟子としてイタリアの有名車会社FIATの新車発表記者会見のオープニングゲストショーや舞台などにも出演を果たす。

高校卒業後Broadway Dance Center ISVPに入学しバレエ、コンテンポラリー、タップなども幅広くダンスを学ぶ。Tracie Stanfield, Jamie Salmon, David Thomas, Ashle Dawson, Eric Campros, Shirlene Quigleyなど世界的に有名なダンサーに師事。またBeyoncéのバックダンサーも務めたことのあるShirlene Quigley率いるQueendom Crewに所属。ニューヨークで多くのパフォーマンスに出演、ボストンではゲストソロパフォーマーとしてショーに出演。Chris Brown, Fabolous, Velousの3人が歌うFlipmodeのミュージックビデオにも出演。2017年8月末に行われた、プロへの登竜門と言われマイケルジャクソン、ジェームスブラウン、ジャクソン5、スティービーワンダーなど多くのスターを輩出して来たAPOLLO THEATER AMATEUR NIGHTのRegular Show, Show Offの2大会連続優勝、準決勝のTop Dogは高レベルの中3位に入賞し、11月22日に行われる年間チャンピオンを決める決勝大会Super Top Dogの出場を控えている

【関連情報】
晴香さんの師匠であったショウ先生が所属するXTRAP

XTRAP:XTRAPは2015年2月に結成。結成から3年でラスベガスでのショーを目標に掲げました。フィンガータットの世界トップダンサー
NARIとRYOGAそしてアポロシアター5大会連続優勝を経て、プロパフォーマーとして活動するZANGEの3人からなるグループです。
http://xtrap.jp/

【関連URL】
晴香さんが11月22日にアポロシアターアマチュアナイトの決勝大会に出ます!みんなで応援しましょう。
APOLLO THEATER AMATEUR NIGHT
2017.11.22(水) 7:30pm〜
チケットは https://www.apollotheater.org/amateur-night/ ここから買えます。

ZANGE(ショウ先生)YouTubeのチャンネル
https://www.youtube.com/user/zangeofficial

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