ダンスが暗闇から救ってくれた。コンビニバイトで貯めた100万円を持ってロサンゼルスへ!夢は、もう!すぐそこにある!ダンサー、Sarah Ito 伊藤 沙羅(いとうさら)さん

Sarah Ito 伊藤 沙羅(いとう さら) Instagram
石川県出身 ロサンゼルス在住

1999年 石川県に生まれる
小学生時代 ダンスに目覚める
中学を卒業後 コンビニとダンス教室でアルバイトをしながら100万円を貯める
17歳 ロサンゼルスへ!(4か月間)
2019年 再び ロサンゼルスへ!
現在 23歳 ワン&オンリーのダンサーSarahとして世界で活躍するアーティストを目指す

しゃけ:
わお!ゴージャス!女神様!23歳には見えません。同じ日本人とは思えない。
得意なダンスのジャンルを教えていただけたら嬉しいです。

サラさん:
ありがとうございます。生粋のジャパニーズですよ。背も低め153センチくらいしかありません。

ダンスのジャンルは「ポッピン」です。体を弾くような動きが特徴で、マイケルジャクソンとヒップホップが混ざったような。音楽はブラックミュージックが基本です。セクシーさと強さも混ざっていますね。服装もちょっと独特でハットを使うことが多いです。


しゃけ:
小学生の時にダンスに目覚めたのですか?

サラ:
はい。母がブラックミュージックが好きで幼少期から音楽好きでしたが、仲の良いお友達に誘われてダンスレッスンに通い始めました。

いつもビクビクとしておびえて生きていたような真っ暗闇の子供時代でした。音楽とダンスに救われたんです。ダンスがなかったら正常でいられなかったかもしれません。

勉強は全くできない子だったのでダンスだけが私の生きがいでした。高校への進路を考えているときに「カズはサッカーでブラジルへ行った」という話を聞いて、「サラはダンスでロサンゼルスへ行く」と即決しました。

母はなかなか破天荒な人でいろいろな国で生活したことがあるので、「行ってらっしゃい。お金は自分で何とかしてね。」という感じでした。

そこで、中学を卒業した後コンビニで(当時田舎のコンビニの時給は750円!)朝から晩まで週6日働いて、一日はキッズダンスのインストラクターをして100万円を貯め、ロサンゼルスへ行きました。

しゃけ:
え!時給750円?その時17歳?一人で?ロスへ?

サラさん:
はい。ロサンゼルスって東京くらいかな?と軽い気持ちで飛行機に乗ってしまいました。東京にさえも行ったことがない田舎者の何も知らない17歳。

ロサンゼルスは東京とは違いましたね(笑)

しゃけ:
驚愕!!英語はどうでしたか?

サラさん:
全く分かりませんでした。Apple Dog Cat のレベルですよ(笑)ダンスはノースハリウッドが熱いらしい!ということで語学留学したのですが、4か月で帰ってきました。もう怖くて怖くて。

でもダンスを始めた時から「私は世界の舞台でスポットライトを浴びる!」としか考えたことがないので、絶対に諦めません!頑固なんです。

暗い子供時代を過ごした時に、この夢に何度救われたかわかりません。キラキラと輝く夢を持っているだけで、それに向かって生きているんだ!と思うだけで真っ暗闇に光が差します。

今どん底にいる人たちにそれを証明したい!という気持ちで私はずっと「大きな夢」を追いかけています。「無理だよ」「何を言ってるの?」と人から言われることもあるし、賢い都会のダンサーたちに騙されて悔しい思いもしました。

でも、諦めません!!

私の母は破天荒ですが、ポジティブでプラス思考。「サラなら絶対にできる」といつも力強く言ってくれるので嬉しいです。

親は離婚し、父は今どこにいて何をしているかわからないのですが、「サラ」という名前は世界で活躍できるようにと父が付けてくれた名前なので大切にしています。

しゃけ:
おお、ジーザス!素晴らしすぎて泣けてきます。

サラさん:
日本でお金を貯めてから、2019年にダンス留学でもう一度ロサンゼルスに戻りました。今はコミュニケーションがとれるくらいの英語はできるし、ダンスにも自信があります。

ロサンゼルスのダンスエージェントで合格をいただいたので、これから世界の舞台でお仕事ができるんだ!とワクワクしています。

インスタグラムからDMで連絡をいただき、ボランティアで舞台に立たせていただいたがあるのですが、もう最高でした!憧れの大舞台のスポットライトを体験したらもう日本には帰れません!

しゃけ:
うんうん。応援しています。どなたと共演したいですか?

サラさん:
R&Bで有名なクリスブラウンさんとお仕事をするのが夢です。ダンスでは合格をもらっているのであとは仕事のできる環境を整えるだけ。光り輝く舞台まであと一歩なんです!

しゃけ:
強いなー、かっこいいです。

サラさん:
大きな夢があるから強く生きていけます。人からエネルギーを奪い取って生きるのは嫌なんです。私の内側からあふれるエネルギーをダンスに変えて、世界を驚かせる気持ちで踊り続けます!

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