ヘッドフォンとUSBを持って世界へ!2022年にリリースした「Brabus」がビートポートで世界2位に!最先端の音楽を作り続けるDJ、Takahiro Yoshihira(よしひら たかひろ)さん

Takahiro Yoshihira
東京生まれ 在住
DJ 音楽プロデューサー

15歳 ダンスミュージックに目覚める
ヒップホップ、トランス、ロック、ヘビメタなど 洋楽のみ
音楽専門学校で作曲を学びながらクラブへ通う
東京でDJとして活動開始
作曲開始
ミラーサウンドクラッシュコンペティション(DJコンテスト)で1500人の中から最後の10人に選ばれる
アムステルダム、中国、マイアミでDJ
会社を設立
プロデュース業開始
クラブハウスで出会ったザッキモKattoさんをプロデュース(世界69位にランクイン)
2022年1月にリリースした「Brabus」がビートポートで世界2位に!
クラブハウス発のバンド「TaKuMi」を結成 
毎週火曜日と金曜日夜10時より、Music Lovers Clubで音楽について語る(クラブハウス)

instagram

しゃけ:
2022年1月にリリースしたアルバム「Brabus」がビートポートで2位を獲得したとのこと、おめでとうございます!

Takahiroさん:
ありがとうございます。もう次で1位を取るしかないです!必ず取ります!

しゃけ:
世界で最先端のダンスミュージックを作っているのがTakahiroさんなんですね?

Takahiroさん:
まったく新しい、「最新の音楽のジャンル」を作っていると思っていただければ嬉しいです。まだこの世にない、誰も聞いたことのない音楽を作るということです。もちろん作曲家の皆さんそうだと思うのですが、その中でも「今」のクラブで流行る音楽、「今日ここにいる人たちみんな」を踊らせるミュージックを作っています。

しゃけ:
わ。すごい!音楽の流行って、早すぎて私はとてもついていけていないですが。「Brabus」を作るのにどのくらいの期間がかかったのですか?

Takahiroさん:
昨日流行っていたものが今日はもう「終わってる」ってことありますよね。本当に一週間単位で変化があって、ファッションの流行よりも動きが早いから・・・株みたいなものですね(笑)毎日チェックしないと。

僕はピアノを習っていたわけでもギターを弾くわけでもなくて、パソコン一台で音楽を作っています。タバコ吸いながら夜中に一人で黙々と。この「Brabus」製作には3か月かかりました。作業は3か月ですが、構想の期間はいつでもいつまでも、なんです。音楽からだけではなく、美術に触れたり、映画やアニメからもインスピレーションを受けます。フェルメールの絵にかなり影響を受けたかもしれない。「モナ・リザ」とか古典的な絵画から着想することもあります。

しゃけ:
!!時代を超えて残る古典と、今日の流行がつながっていたのですね!!

Takahiroさん:
うんうん。深いところで「人間」でつながっていますよね。僕の仕事は人間のテンションを「オン」にすることだと思っているので、美術やアニメの中から「オン」になるものを探しているのかもしれないです。

今回の「Brabus」は世界のDJたちがランキングをつけるビートポート(Beatport)の「メインステージ」という部門で2位になりました。これはすごい快挙なんです。世界中のDJたちのラジオ番組でもかなり選ばれているので、みんなの心に響くものができたんじゃないかな。

しゃけ:
なるほど。音楽は言葉を超えますからね。世界で認められるようになったきっかけというのは何かあったのですか?

Takahiroさん:
2017年にミラーというビール会社が主催する、DJコンテストに応募したのがきっかけです。30分のリミックスをサイトにアップするんですが、1500人以上は応募があったんじゃないかな。その中でTop10に入らせてもらいました。1位の人はラスベガスに行ける!という企画です。

しゃけ:
そこで1位に?

Takahiroさん:
いや、1位にはなれなかったんですが、トップ10に入ったことで僕の音楽が注目してもらえたんですね。ある日突然「DJとしてマイアミに来てほしい」というメッセージが海外から入るようになったんです。普通にFacebookのメッセンジャーですよ。

メッセンジャーからのオファーでオランダのアムステルダムのパーティーに呼ばれたので、アーティストビザを取ってヘッドフォンとUSBを持って行ったわけです。
アムステルダムで流行っている音楽をリサーチして、その時はハウスミュージックを作って持っていきました。もちろん大成功!オシャレに爆上げして帰ってくると、毎年呼ばれるようになりましたね。前回はコロナで中止になってしまったんですけど。中国やマイアミのプールパーティーでもDJをしました。アメリカのアーティストビザをとるのはヨーロッパよりも大変でしたね。

しゃけ:
わ。ヘッドフォンとUSBで世界中でお仕事できてしまうのですね。すごいです!
「今日は調子悪かったな」とかへこむことはないのですか?

Takahiroさん:
ないですね!フロアー全体を絶対に盛り上げます!プロですから!みんなが踊りたくなるスイッチを入れるのが僕の仕事です。パフォーマンスも割と派手な方だと思いますね。仕事が終わった後は動かないですよ。奥のソファーでシャンパン飲んでます(笑)

しゃけ:
最高!今は会社を設立してプロデュース業もしているのですか?東京でDJもされていますか?

Takahiroさん:
3人の日本人アーティストのプロデュースをしています。音楽性も重要だけど「売れるな」と思う人はSNSのレスポンスが秒で返ってくる人ですね。英語は意思疎通ができればいいという程度で、YesかNoか言えれば大丈夫です。最先端の音楽の世界はスピードが命!

でも、一番大切なのは「物怖じしない」ということでしょうか。特に海外で活躍しようと思ったら図々しいくらいでないと売れないですね。超有名人とかいわゆる「すごい人」に、普通に話しかけられる人でないと売れないんです。遠慮がちにしていたら、いくらいいものを作っていたとしてもまず聞いてもらえないのが現実なんです。聞いてもらえないと何も始まらないので。どんどん自分からアピールできるコミュニケーション力が必要ですね。

東京でも呼ばれたらやりますが、高いですよ(笑)

しゃけ:
DJのお仕事というのは一回のパーティーで1時間とかですよね?時給おいくらなんだろう。

Takaihroさん:
うーん、そうですね大体1時間なので、時給は・・・?00,000円と答えておきます。世界最高峰のDJたちのゼロの数はもっと多いですから、まだまだ頑張ります!

しゃけ:
世界1位になったら、またインタビューさせてください!応援しています。
クラブハウスの音声インタビューはこちらから聴くことができます

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