日本ではまだ知っている人が少ないのだが、オプラ・ウィンフリーといえば、アメリカでは知らない人がいないほどのセレブな黒人女性。ハリウッドスターたちを抜いてセレブの長者番付でトップ1を独走していた時期もあった。アメリカの主婦らをいつも釘付けにしていたのは、1986年から25年近く続いたテレビ番組オプラ・ウィンフリー・ショー。同番組でオプラが紹介したものは、ファッション、フード、日用品、ライフスタイル、書籍など、何でも有名になり売れた。今も話題の心理学者ドクター・フィルでさえ、人気になったのは90年代終わりごろからオプラの番組に出ていたからだし。バラク・オバマが大統領になれたのも、彼がまだ議員初期のころからオプラが支援者だったからでは?とささやかれたほど。アメリカの政治や慈善事業にも影響力をもつスゴイ人物なのだ。
これまでオプラは、ふくよかな体型だったこともあり、ダイエットに関するビジネスが、こぞってオプラに認められるよう挑んできた。しかし、実際はリバウンドを繰り返していたようだ。そしていよいよオプラ自身が、栄養価の高いとされる野菜がたっぷり入っている食品をプロデュースすることに参入。米国大手食品メーカー、クラフト・ハインツ社とのコラボで、今年10月からスープとサイドディッシュの冷蔵食品O, That’s Good!が発売となった。
化学調味料や着色料をいっさい使わず、オリジナルレシピとは、ちょっとちがった野菜をミックスしているという。たとえば、マッシュポテトには、マッシュしたカリフラワーも加えたり、ブロッコリー・チェダー・スープには、チェダー・チーズばかりでなく、なめらかなバター・スクワッシュも加えた。チーズばかりでなく野菜を加えることによって、野菜の栄養もふんだんにとれる食品となっている。オプラは、”自家栽培のヘルシーな野菜が大好き!栄養価が高く元気の源となる野菜たっぷりの食品をクラフト・ハインツ社とともに人々に広げていきたい”という。
売り上げの一部はRise Against HungerやFeeding Americaといった慈善団体に寄付される。O, That’s Good!のスープは小売価格(4.99USドル)、サイドディッシュは小売価格(4.99USドル)にて、販売される。
商品の詳細は、O, That’s Good!サイトにて。
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