第4回ニューヨーク・ジャパン・シネフェストもうすぐ!

今年もまたニューヨークから世界へ向けて、「インディペンデント」と「日本」をテーマにした短編映画を発信する映画祭、ニューヨーク・ジャパン・シネ・フェス トがやってきた。短編が次から次へと上映されるので、あっという間に終わるからか、最後までまったく飽きることがない。まるで映画の飲茶みたいだ。飲茶は美味しいものを少しずついろいろ味わうことができて、おなか一杯になるように、短いフィルムだけど、いい映画ばかりがそろっているので、終わるころには心が満たされている。
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オープニングの6月4日は、ニューヨーク大学を卒業後、スパイク・リーに師事した齋藤俊道監督の『小春日和』、震災の傷跡を子供たちの視点から捉えた 『京太のおつかい』(大川五月監督)、プロポーズしたガールフレンドから衝撃的な17つの告白に立ち向かう主人公をコミカルに描いた『彼女の告白ランキン グ』、第二次世界大戦後、捕虜収容所から故郷に戻った強き日系米国人家族を描写した『TADAIMA』(監督:ロビン・タカオ・ドエンチ)の4作品が上 映される。

2日目は、女性映画監督特集。桃井かおり演じる独身OLが突然始めた英会話教室から新しい自分を見つける痛快 コメディ『Oh Lucy!』(監督:平柳敦子)、息子の性の混同にとまどう母を描く『Reflection』(監督:相川はづき)、戦後の日本の良き妻と母が昔の同性の 愛人に再び恋心を焦がす『艶子』(監督:宮崎光代)、米国に生まれ育った若者が家族が引き継いで来た京都で寺に僧侶として新しい人生を始めるドキュメンタ リー『Monk by Blood』 (監督:エマ・ライアン・ヤマザキ)の4作品が上映される。

会場:Asia Society (725 Park Ave  New York, NY 10021 at 70th Street)最寄り駅: 地下鉄#6ライン 68 St 駅

プログラム1:2015年6月4日(木)開場:午後6時 上映:午後6:30、レセプション
プログラム2:2015年6月5日(金)開場:午後6時 上映:午後6:30、
質疑応答 ゲスト5日は相川はづき監督(Reflection)、エマ・ライアン・ヤマザキ監督(Monk by Blood)
入場料(プログラム毎):一般12ドル、シニア/学生10ドル、会員8ドル

NYJCF(ニューヨーク・ジャパン・シネ・フェスト)はニューヨークを拠点に活動する3人の日本人、鈴木やす(俳優・映画監督)、古川康介(映像作家、多摩美術大学映画演劇部、ブルックリンカレッジ映画学部卒業)、河野洋(イベント・音楽プロデューサー、Mar Creation, Inc.代表)が2012年に設立。

4年目を迎えた本年は、ニューヨークのプレミアを皮切りに、ワシントンDC、ボストン、ヒューストン、その他の都市でも開催される。また日本の札幌国際短編映画祭(北海道札幌市)、新人監督映画祭(東京中野区)、あいち国際女性映画祭(愛知県名古屋市)ともコラボレーションを行っている。

チケットはアジアソサエティチケット窓口、もしくは以下のウェブサイトにて

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プログラム1
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