J-SUMMIT NYは、2009年11月が第一回目、2010年5月から、ほぼ毎月行われている。
ニューヨークで活躍する日本人アーティストたちを主に集めてのステージ。
最近では、200人を越える観客が集まる。
今回のステージも、ジャズ、ロック、コメディー、最新の東京ファッションやコスプレにいたるまでバラエティー豊富。
ジャンルや年齢層の垣根ををつくらず、来ている人たちを楽しませた。
トップは東京ファッションショー。白いドレスに身を包んだモデルたちが、ステージで実際にアートメイクを施した。
モデルの女の子たちは、NYで語学学校に通う日本人。感想を聞くと、「まるで自分じゃないみたい」と嬉しそうだった。
アメリカのダンス番組SO YOU THINK YOU CAN DANCE シーズン5に出演したダンサーNOBUYA。
もはやJ-SUMMITで彼のパフォーマンスは、定番となっている。
今回は、ダンスクラスの生徒さんたちがNOBUYA直伝のダンスを披露した。
生徒が踊っていても、NOBUYA独特の動きがあちこちに出てくる。
このセンスがNOBUYAオリジナルだからこそ。
途中、キャラの濃い男性が、懐かしのアタックNO.1の音楽で踊り、会場は大笑い。
その次にステージに上ったコメディアン、東京サーカスとかぶってしまうほどだった。
東京サーカスのシュールな笑いも楽しい。NYの街角で見かけるハトに餌をあげる人が、ハトからベジタリアンだということを聞かされたり。
再びステージはERIKAのジャズボーカルで音楽へ。ERIKAはロン・カーターが自ら演奏して合否を決める
ニューヨーク市立大学のジャズプロフェッショナル科を出て、
現在、ニューヨークや日本のジャズクラブで活躍中。
彼女の歌声はピュアで美しい。
軽快に演奏されるジャズにのせて、観客をうっとりさせた。
アメリカで人気のオーディション番組、アメリカンアイドルで初日本人としてオーディションを通過したというYOJI POP。
アイドルでポップな動き最高!
そのほかロックもニューヨーカーのプロは素晴らしいギターテクニック。ステージと、
ヘッドバンギングする観客たちの熱い汗が絡み合うほどの一体感。
素晴らしいライヴパフォーマンスは夜中まで続いたのだった。<弘恵ベイリー>