ジャズシンガーSongbirdTAeKO(深尾 多恵子さん)が熱い!5月15日にアルバム『Here’s to Life』をリリース!発売記念ライブジャパンツアーで会いましょう!

Songbird TAeKO 深尾 多恵子 Live情報はこちらから アメブロ Instagram
滋賀県出身 ニューヨーク22年 京都府在住
ジャズシンガー

1998 年 ニューヨークへ ジャズと出会う
2007年 アルバム『One Love』アメリカデビュー
2010年 アルバム『Voice』
2013年 アルバム 『Wonderland』「ジャズ・タイムス」「ジャズインサイド」雑誌掲載
2018年 タイムズスクエアにてアメリカ国歌独唱
2018年 アップルウォッチ4テレビコマーシャルソングを歌う
2019年6月 書籍『Untraveledーニューヨークがジャズシンガーにしてくれたー』( 文と編集の杜、瓜生朋美著)出版
2019年 アルバム『Contemplation』「ホットハウスジャズマガジン」に掲載
2021年 京都市へ 
2023年【TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band】結成
2024年5月15日 アルバム『Here’s to Life』リリース Live情報はこちらから

しゃけ:
多恵子さん、NY1PAGE5回目の登場ありがとうございます。そして、5枚目のアルバムリリースおめでとうございます!前回のインタビューはこちらから

多恵子さん:
しゃけさん、いつも応援してくださりありがとうございます。帰国して3年。いろいろな素敵なご縁が重なって、アルバムを発売することが決定しました。
今回初めて、ライブ演奏をそのまま収録してアルバムに仕上げました。スタジオ収録とは違った味を楽しんでいただけると思います。

↓↓ Songbird TAeKO ライブアルバム “Here’s to Life” PR動画 ↓↓

しゃけ:
拝聴させていただきましたが、これは新しい!関西弁×ジャズ!衝撃です。

多恵子さん:
あはは。関西弁て、関西を一歩でるとすごく印象が強いですよね。ニューヨークから日本にツアーで帰国してた頃から、日本で英語の歌詞が直接お客様に伝わらないもどかしさがあったんです。どうにか歌詞の素晴らしさを一緒に味わいたいと、日本語解説を挟みながら歌うスタイルを開発してしまいました(笑)楽しんでいただければ嬉しいです。

2024年5月15日の発売なので、4月から発売記念ライブを日本各地で行います。今からとてもワクワクしています。

しゃけ:
5月31日は東京にいらっしゃるのですね。お会いできたらいいな。多恵子さんいつも元気いっぱいでパワフルな印象ですが、落ち込んだりしないのですか?

多恵子さん:
落ち込むこともありますよ~。イライラしたり。ありますあります。でも、長年ニューヨークで鍛えられて、落ち込んでいる時間がもったいないと思うようになったので、たとえば渡米当時に立ち直りに1週間くらいかかってたのが徐々に立ち直るスピードが速くなっていきました。今は、立ち直り相当速いです(笑)

ただ、完全帰国してから1〜2年は、ニューヨークにいる尊敬するジャズミュージシャンやクリエイターたちから引き離されたことが、相当辛かったです。羽をもぎとられたような、相当ゴール設定を変えなきゃいけないような・・。かなり髪が抜けました(苦笑)

シカゴに住んでおられたこともあるピアニストの祖田修さん(アルバムの録音メンバーでもあります)を始め、国際的にみても相当優れたジャズミュージシャンが関西にいてくださることと、あたたかいお客様がたの支えに救われていました。 ニューヨークのミュージシャンたちとオンラインでつながっていられて、情報やアイデアを交換できるツールがいろいろある時代なのも、ありがたいです。それも、一緒に演奏する喜びにはかないませんけどね。

2022年と2023年の5月に数日ずつだけニューヨークにいき、かつての仲間と演奏したときの、「これこれ!」という感覚! 心底嬉しくなるような、自分もこうなりたい、と思うようなお手本が街にいっぱいある。 

2022年10月29日 
左から祖田修さん Songbird TAeKOさん 藤井美智さん 時安吉宏さん Willard Dysonさん

しゃけ:
アメーバブログも読ませていただいています。京都では女性7人のジャズバンドを結成されたのですよね?

多恵子さん:
「女性だけのジャズバンドを希望」という方から連絡があった時には、少しためらったのですが、お名前を伺ったことのあった京都在住のベテラントランペット奏者の藤井美智さんが思い浮かび、美智さんはこのバンドに必ず必要だと思って、面識ないままに突然相電話をかけたんです。すると、突然の電話での相談にも、とても気さくに話してくださって。しかも顔合わせも兼ねて、その数日後の自分のジャズライブに遊びにきて飛び入り参加していただけないか?と図々しくお願いしてみたら、「いいですよ」との答えが。ここで光が差しました。昔からお世話になっている le club jazzという京都市内の素敵なライブハウスでのライブでした。とても楽しかったです。

藤井さんのトランペットが素晴らしいのと、ほかにも京都にたくさんすぐれた女性ジャズ演奏家がいることがわかり、これはいい!と思って、すぐさま女性7人のジャズバンド【TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band】を結成、2023年の3月にコンサートホールで初公演を開催しました。

しゃけ:
「七人の侍」ならぬ、七人のディーバ?女王様たち?(笑)

多恵子さん:
本当(笑)素晴らしい日本人女性ミュージシャンが京都に集結し、ライブのたびにメンバーに助けられています。みんなプロなので、それぞれに個人での活動で忙しい中、このバンドのライブ直前に1、2回のオンラインでのやりとりとでお互いにアイデアを持ち寄って、個人で予習して、あとは当日の2時間程度のリハーサルのみで本場に挑みます。

それができる技量と人間の幅があるメンバーで、年に数回に限られたライブですが、そのたびにとても達成感があり、お客様にもたいへん喜んでいただいています。 毎年3月が「国際女性史月間」なので、これから毎年3月には京都で定期公演をしますし、ほかにも3月に向けて各地での企画を常に頭の片隅で練っています。

しゃけ:
すごい!最近どなたかの本で「現状維持は衰退だ」と書いてあったのですが、多恵子さんもそう思いますか?

多恵子さん:
はい、そのとおり!現状維持という概念はもっていないです!(笑)どう改善していくか、しか考えていないです。

特にジャズは目の前の生活、時代を音楽にしてステージ上で共演者とともに音楽を作り上げていくアートなので、同じ音楽をずっと続けるというのはコンセプトとしても存在しないんです。

自分なりの音楽を一生追求して変化し続けます。ソウルやヒップホップも歌うし、最近は日本の昭和時代の曲や、アメリカのロックをリクエストしていただくこともあるので挑戦したりも。その際にも、自分なりの編曲や、歌詞の解釈を一番大切にしています。

子供の頃に少しお箏を習ったことがあって馴染みがあり、2018年から古典箏曲を練習し始め、帰国後も毎週お箏のお稽古に通っています。まだまだ精進の身ですが、最近は少しお箏のお仕事をいただいたりもしています。そして、箏をジャズに取りいれるべく日々試行錯誤中。これからの人生の道のりで音楽的な出会いがさらにたくさんあると思います。ひとつひとつ一生懸命やっていくのみです。

完全帰国したときはコロナ禍中で演奏の仕事は「無観客ライブ」くらいしかなく、その間に着付け教室に通いました。京都でのお箏のお稽古ではお作法を教えていただく機会も少しあって、ありがたいです。伝統芸能や伝統工芸のアーティストがたくさんおられ、お能や歌舞伎や文楽を観られるし、世界遺産がたくさんあるし、京都は奥深くて「ここはアジアのパリだなあ」と思いながら暮らしています。

やがてまた世界に出て行く際に、目下習得中の日本文化がよい影響を与えていくといいなと思います。

アルバム『Here’s to Life』Songbird TAeKO – Vocal 祖田 修 – Piano 萬 恭隆 – Bass Willard Dyson – Drumsリリース記念Live情報はこちらから 

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前期日程(会場にてアルバム先行発売)

420日(土、昼)大津 Bochi Bochi

421日(日、昼)徳島   Coty

425日(木)神戸 Great Blue

426日(金)京都 都雅都雅

427日(土、昼)浜松 analog.

428日(日)名古屋 Star Eyes

後期日程

524日(金)大阪 Gallon

525日(土)久留米  J’s Bar

526日(日)博多 Space Terra

5月27日(月)岡山 Bird

531日(金)東京赤坂 B-flat

6月1日(土)仙台 Kabo

62日(日、昼)盛岡 穐吉敏子ジャズミュージアム West 38

66日(木)明石 Pochi  (Bass 荒玉哲郎)

69日(日、昼)岐阜 瑞浪市地域交流センター ときわ

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