タイからニューヨークへ!NYでナンバーワンのダンサーを目指す!ダンサー・コレオグラファー、小幡 吉輝(おばた よしき)Yoshiki Obataさん

Yoshiki Obata 小幡 吉輝 おばた よしき  Instagram
タイ(バンコク)出身育ち ニューヨーク在住
ダンサー、コレオグラファー

2000年 タイのバンコクで生まれる
5歳 ゴルフ、バレエを始める
17歳 再びダンスを始める
18歳 HHI (HipHop International) varsity 部門で2位を獲得後、様々な大会で優勝、入賞を果たす
タイでCM(プリングルス)、ミュージックビデオ等に多数出演
19歳 日本へ テンプル大学入学
20歳 大学中退
21歳 ニューヨークへ Broadway Dance Center入学
23歳 OPTビザを取得 
Royal Thieves ダンスカンパニー等で活動中
2024年2月3日 マンハッタンイーストハーレムのダンスイベント出演(振付も)
2024年2月末 ミュージックビデオの振付予定

しゃけ:
Yoshikiさん、はじめまして。インスタグラムでダンスを拝見させていただきました。キレキレですごい!ダンスのジャンルはヒップホップですか?

Yoshikiさん:
ありがとうございます。はい、そうですね。ヒップホップ、ストリートダンスを主にやっております。

しゃけ:
タイ育ちだというのに日本語が完璧ですね。タイ語も英語もできますか?

Yoshikiさん:
英語が一番楽です。両親が日本人なので家では日本語で、タイの現地校と、日本人学校に通っていました。日本語を強化してくれた両親に感謝しています。タイ語は少し忘れかけていますが、日常会話に不便はないです。

しゃけ:
おおお。三か国語OKなのですね!ダンスを始めたきっかけを教えていただけると嬉しいです。

Yoshikiさん:
幼少期から高校まではゴルフに熱中していてトーナメントに出て、スコアは70台を出していました。プロゴルファーになることも考えましたが、音楽が大好きなことがきっかけでダンスの道を選びました。

バレエも楽しかったのですが、クリス・ブラウンやアッシャーのミュージックを聞いてヒップホップダンスにのめり込んでいきました。

一度は日本の大学に進学したものの、ダンスのことが忘れられず退学し、ニューヨークのBroadway Dance Centerに入学しました。コロナの影響もあり、しばらくはタイに戻っていました。タイではCMに出たり、ダンサーとしての仕事のオファーをたくさんいただいています。

しゃけ:
おお!タイのプリングルスのCMに出ているのですね。ダンスの本場はやはりニューヨークだと感じますか?

Yoshikiさん:
そうですね。自分の限界に挑戦したいということで、ニューヨークに来ました。進路を変えた時には両親の反対を押し切ったという感じだったので、どうしてもニューヨークでダンサーとして一人前になりたいし、ニューヨークで一番のダンサー、振付師になりたいです。

しゃけ:
うんうん。ニューヨークで一番だったら世界一ですもんね。ニューヨーク生活はいかがですか?想像と違うことも多かったのではないですか?

Yoshikiさん:
ニューヨークは生活していくにはかなり厳しい環境です。2年半住んでいますが、自分と同じような日本人の男性ダンサーとは会ったことがありません。

ショックを受けたのは、振りを間違えているダンサーのほうが選ばれた時です。自分はかなり職人気質というか、細かいところまで振りを覚えて確実に踊ることが得意です。しかし、それだけではダンサーとして不十分だということを知りました。

「音楽を目に見える形に変える」ダンサーの役割は自分自身の心の中身、「情熱」を全身で伝えられなければだめだと気が付いたのです。ニューヨークで一番学んだことは、表現力です。

物語があって役になりきるダンスの場合は演技が必要ですが、ストリートダンスは生身の自分自身から自然に出てきてしまうもので表現するというか。ダンサーを演じているのではなく、自分らしさをどれだけ出せるかが勝負です。

しゃけ:
なるほど。深い。今後の夢を聞かせていただけたら嬉しいです。

Yoshikiさん:
まずはO‐1ビザを取り、クリス・ブラウンやアッシャーのバックダンサーになるのが夢です。ビザが整ったらOKというオファーはすでにいただいています。映画、ドラマ、CM、モデル・・・ダンスのお仕事ならばなんでも挑戦したいです。

コレオグラファーとしてのオファーもいただいています。2024年2月3日にはマンハッタンイーストハーレムのダンスイベントを手掛けていますので、お近くの方はぜひ来てくださると嬉しいです。

2024年2月末にはミュージックビデオ製作の予定が入っています。

しゃけ:
すごい!2024年2月3日、もうすぐですね。Yoshikiさんが一番幸せを感じる時はどんな時ですか?

Yoshikiさん:
やっぱり踊っている時ですね。音楽と繋がる手段としてダンスがあると思います。完全に音楽に感情移入し、納得のできるパフォーマンスができて、それがお客様に伝わった時。歓声や拍手をいただいた瞬間が一番幸せです。

Yoshikiさん×しゃけ 音声インタビューはこちら

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