文化庁は、「日本映画海外展開強化事業」の一環として、IFCセンターおよび本事業の運営を受託している映像産業振興機構(VIPO)と共同で、第6回ACAシネマプロジェクトシリーズ「New Films from Japan」を開催し、この1年間に世界各国の映画祭で衝撃を与え、高い評価を受け、受賞した5作品を上映する。
2月10日から16日までIFCセンター(323 Sixth Ave – at West 3rd St, )で、上映作品は三宅唱監督の「ケイコ目を澄ませて」、久保田直監督の「千夜、一夜」、中江裕司監督の「土を喰らう十二ヵ月」、山崎樹一郎監督の「やまぶき」、石川慶監督の「ある男」の5作品がラインアップされている。
最新のACAシネマプロジェクトシリーズである「New Films from Japan」、現代日本のスクリーンエンターテイメントの金字塔として、日本の受賞者や著名な映画制作者の作品を、米国の映画ファン、業界関係者、取引先、プレス関係者に紹介するものです。ACAは、これらの映画シリーズを通じて、多言語映画化、グローバルな配給など、国際的な協力の機会を創出する手助けをしています。
上映作品
『ある男』(石川慶監督)米国東海岸初上映
2022年 | 121分|妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝
第79回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品、第27回釜山国際映画祭のクロージング作品、第44回カイロ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門で最優秀脚本賞を受賞 平野敬一郎原作『A Man』英語版出版済み
2022年 | 99分 |岸井ゆきの、三浦友和
第72回ベルリン国際映画祭、第27回釜山国際映画祭、第66回ロンドン映画祭、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、第11回バーゼル・ビルトラウシュ映画祭、第22回ニッポン・コネクション、第51回ニューディレクターズ/ニューフィルムズ、第22回ギムリ映画祭、第51回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭、第37回バレンシア国際映画祭 Cinema Jove、第21回ダラスアジアン映画祭、第22回エラ・ノヴェ・ホリゾンティ映画祭、第23回ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭
2022年 | 126分 |田中裕子、尾野真千子
釜山国際映画祭、国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)受賞
2022年 | 111分 |沢田研二、松たか子
サン・セバスティアン国際映画祭、ハワイ国際映画祭
『やまぶき』(山﨑樹一郎監督)米国初上映 *山﨑監督登壇Q&A有り
2022年 | 97分 |カン・ユンス、祷キララ
第30回カンヌ国際映画祭 ACID部門 日本映画史上初の選出、第51回ロッテルダム国際映画祭 タイガーコンペティション部門、第27回スプリト国際映画祭 グランプリ、第18回ルッカ国際映画祭 グランプリ、第19回ウラジオストク国際映画祭 審査員特別賞、第8回ブラジリア国際映画祭 最優秀男優賞(カン・ユンス)、第8回フィルマドリッド国際映画祭 クロージング作品、第19回エレバン国際映画祭 正式出品、第25回グアナフアト国際映画祭 インターナショナル・コンペティション、第29回バルディビア国際映画祭 新人コンペティション、第25回オーシュ国際映画祭 正式出品、第3回リマ・アルテルナ国際映画祭 正式出品、第19回香港アジア映画祭 正式出品第3回インランディメンションズ国際芸術祭 正式出品
期 間 |
2023年2月10日(金)~16日(木) |
会 場 |
IFC center (323 Sixth Ave – at West 3rd St) |
ゲスト |
山﨑樹一郎監督(Q&A) *2月10日(金)19時上映後、11日(土)16時上映後 |
モデレーター |
2/10 John Wildman(Wildworks PR)、2/11 角田拓也氏(コロンビア大学東アジア言語・文化学部助教授) |
スケジュールについての詳細はこちら
https://www.ifccenter.com/series/aca-cinema-project-2023/
チケット情報: – 一般: $17
– シニア/小人: $14
– IFC メンバー: $12
– 学生: $13 (劇場窓口で有効な学生証を要提示)
※ACA cinema project フライヤー提示により$5の割引有り
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