ニューヨーカーの距離感とは?

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第四十三号 04/15/2000
Harlem日記

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******ニューヨーカーの距離感とは?*******

日本とNYでは人との距離がかなり違う。これは誰しもが感じることである。久しぶりに日本に帰ると平気でぶつかってくる人がいるから驚いてしまうのだった。こちらで人にぶつかったらあやまるのが当然である。

だが、私の場合、この距離というものを考えすぎて、人が向こうから歩いていてきてすれ違う際、どちらによければよいのか20メートルは離れているであろう距離から考えてしまうことがあって、右を通過するか左へよけるかタイミングを考えているうちにぶつかってしまうことがしばしばある。日本だと自然にすれ違っていた気がするのだが。

電車の中でも距離は保つのが常識で、日本のように満員電車でおしくら饅頭の状態になると大騒ぎになってしまう。
「あんたのBabyじゃないんだから私の身体をヒットしないで、このビッチ。」あーまたはじまったかー。というかんじで黒人の姉さんが白人の姉さんを怒鳴りつける。

「うるさい、あんたの方がよっぽど迷惑よ。おだまりなさい!」席に座っている黒人女性が応戦する。

結局、白人女性は知らん振り。黒人女性同士の口論がはじまるのだった。日本って平和だよねーとつくづく思う瞬間である。

でも、どんなに地下鉄が混んでいても痴漢にあった経験はない。山手線では必ずべっとりとおしりに吸い付くタコの吸盤のような手の存在に脅かされていたが…こちらの女性は触られたりしたら、ただじゃあ済まさないであろう。ぶっ飛ばすか、警察に訴えるかのどちらかである。

日本にいた当時は痴漢の手をつねるくらいの抵抗しかしなかったが、今の私だったら、日本で痴漢にあっても。「誰のお尻にさわってるかわかってんのー。タダでさわれると思ったら大間違いだよ、ボケー!」と怒鳴るに違いない。

といっても日本の痴漢はおとなしそうな若い子しかターゲットにしないそうだから、もう中高年女性になってしまえば、さわってくる痴漢もいないだろうなぁ〜。

ただひとつ、NYの人々はマイペースなので、どんなに電車が混んでいても本を読む手は下ろさない。涼しい顔で本を読みつづけるのである。

更に、同僚がコメントしていたが、地下鉄のドアの入口中央に立っている人がいて、乗れなかったり。ドアの出口中央に乗り込もうと構えている人がいて降りれなかったりという強引さに腹が立つのだそうだ。「日本のように白い線に沿って立つ人々を拝ませたい。」とぼやいていた。

日本でもNYでもマナーの悪い人はいて、どこかでしょうがないとあきらめないと神経がちぎれてしまうことこの上ない。腹を立てていると自分の血圧があがって、ストレスがたまって、便秘になってしまうこともある。「あー人間のいない妖怪の世界にもどりたい。」と人間社会に取り残されたドロロンえん魔君もぼやいている。

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