オフブロードウェイ・ミュージカル「トリップ・オブ・ラブ」
今回ステージを見てワクワクさせられた。60年代のヒット曲満載で、
セリフなしで英語を聴きとる必要ないためか、お気楽に楽しめる。
楽しい音楽が流れ、目の前には、男前と美女が次々と出てくる。キラキラした舞台を見ているだけで、
まるでバック・トゥー・ザ・フューチャーのタイムマシンに乗って60年代にトリップした気分だ。
なんといっても女性にとってありがたいのは、ハンサムな男たちの肉体美がみれるところ。
顔がキレイなだけじゃなくて、ミュージカルスターはダンスで鍛えてるからか、引き締まった身体が美しい。
次から次へと、肉体美のマッスルマンが出てくるうちに、女として生きていてよかったとしみじみ思った。
アメリカ人しか出てこないミュージカルなのだけど、なんとプロデューサーは、日本人の出口最一氏。
ほぼ白人ばかりが出てくるミュージカルではあったが、私の一番のお気に入りは、
黒人女性ディオンヌ・フィギンズ。
彼女のダンスは、1ミリもくるいのない動きでノリもよく、歌唱力も1ミリだってくるいのない音程で美しい音を奏でる。
黒人女性のパフォーマーとしてディーバともいえる彼女を観に行こともふまえて、
足を運ぶのに価値ある演劇である。
ぜひ一度は、Trip of Loveのステージを見て60年代の世界にトリップし、楽しいニューヨークの夜を過ごしてほしい。
【関連URL】
トリップ・オブ・ラブのオフィシャルサイト