
3月19日から3日間、グランドセントラル駅でジャパンウィークが開催された。
2度目となるこのイベント、ニューヨーカーのお目当ては、ここで手に入る日本のお弁当なのだとか。
会場には立ち飲み屋もあり、赤い提灯山笠が思いのほか駅のクラシックな雰囲気に似合っていた。
芸者、富士山といったこれまでのステレオタイプな日本のイメージだけでなく、
食という違った角度から日本へ観光客を誘っているという感じ。
琴の演奏や、新幹線にエアーラインのビジネスクラスのシートまで用意されていて、それぞれに
訪れた人たちの関心を集めていた。
そんな中、もっとも注意をひいたのが、ソーラーパネルの自然エネルギーを使って、
原発の被害にあった福島を救おうというNPO法人まちづくり喜多方(福島県喜多方市が所在地)のブース。
代表理事の蛭川靖弘さんにお話をうかがった。実際に原発事故の被害を受けた国の人間だからこそ、
原発に代わる代替エネルギーの必要性を世界の人たちに訴えていけるのだと共感した。
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