名プロデューサーのもとで米CDデビュー、ピアニストMASAKO

portrait_pic1_topcropped_400ピアニスト&作曲家
MASAKO

ご主人のお仕事の都合で20年以上アメリカ在住のMASAKOさん。NYにも7年住んでいたといいます。あるきっかけで、アメリカのレーベルでCDデビューを果たしました。MASAKOさんにお話を伺いました。

ベイリー:
ピアノをはじめたきっかけは?

MASAKO:
東京の阿佐ヶ谷に住んでいたころ、4歳のときにピアノを始めました。
私自身はバレエをやりたかったのですが、よくあるケースで親の意向により習うことになりました。ピアノはずっとやり続けていましたが、弾くこと自体を楽しんでいたわけではなかったようです。むしろ曲がどういう風にできているか・・・。ということに小さい時から興味があって、親によく「楽譜を買って」とねだっていた記憶があります。

いつも阿佐ヶ谷の自宅の庭の木によじ登って、即興で歌を歌っていました。
ある時隣家のおばさんに歌っているところを見られ、恥ずかしくなってそれっきり木の上では
歌わなくなりました。

ベイリー:
今の音楽はご自身で作曲を?

MASAKO:
はい、基本的にすべてオリジナルです。日本にいたころいろんなタイプの音楽をやっていたので、それは私の作品に反映していると思います。作ることは自分にとってとても自然なことで、時間的にも精神的にも生活の大きな部分を占めています。

ベイリー:
アメリカの音楽関係の方から認められアメリカでデビューを果たし、CDを出されたそうですが?

MASAKO:
デビューというような大げさなものではないのですが。(笑)
そろそろ自分のCDを出してもいいのではと思い、近くに住んでいるWillAckermanという名高いWindhamHillRecordsの創始者でありご自身もグラミー賞の受賞者であられる方にデモCDを送ったらとんとん話が進んで。

ベイリー:
歌も歌っていらっしゃったのでしたら、弾き語りなども?

日本でバンドの仕事をしていた時はキーボードを弾きながら歌っていた(歌わされていた?)こともありましたが、基本的に人前では歌いません。

ベイリー:
いろいろな音楽をやっていたそうですが、どんな音楽なのでしょう?

MASAKO:
クラシック、ジャズ、ロック、、、とたいていのものはやりました。

ベイリー:
現在の音楽はどのようなジャンルに属するのですか?

MASAKO:
プロデューサーのWillAckermanがWindhamHillの創始者ですから、ジャンル分けをするならばやはりニューエイジに属するのでしょう。自分自身では特にジャンルを意識することはなく、作りたいものを作っているつもりです。

私の音楽の嗜好はちょっと変わっていて、特に好きなジャンルはなく、その演奏家または作曲家が大いに好きか、まあ好きか、特に好きではないかということだけです。なぜそうなるのかはわかりませんが。(笑)

私が諸手を上げて賛同してしまうミュージシャンが3人います。

まずピアニストではもう亡くなった人ですが、イタリア人のArturo Benedetti Michelangeli。彼の徹底した芸術性、美学が好きです。

次にClare Fischerという作曲家・ピアニスト。ジャズとラテンをクロスオーバーさせたりストラヴィンスキーのハーモニーを取り入れたり、ご自身のビッグバンドも持ってたり、PrinceやChaka Kahnのアレンジもしたりと多彩な人でしたが、去年亡くなられました。残念です。

最後に、私のプロデューサーのWill Ackerman。彼の音楽はいつ聴いても「音楽ってこうでなくてはいけない」と思ってしまうのです。私はいろんなタイプの音楽を受け入れるいわばフレキシブルなミュージシャンですが、世間で良いといわれている音楽も本当に聴く人の為になるのかって実はわからないのではないでしょうか。賞賛を浴びる為のような音楽や演奏、聴いた後何も残らない、むしろ後味の悪いような音楽はちまたに氾濫しています。Will Ackermanの音楽は本当に聴く人の為になる、地球上のすべての人にお勧めしたい音楽です。

ベイリー:
今の曲をつくるためのインスピレーションはどうやって生まれてくるのですか?

MASAKO:
自分が経験したこと、感じたこと、が主な動機となって曲ができます。

ベイリー:
アメリカや日本でコンサートをする予定はありますか?

MASAKO:
日本ではまだ特に予定していません。今年は北米でいくつかコンサートをするかと思いますが、
ツアーのようなものではありません。
今はむしろレコード製作に力を入れていて、2012,2013,2014と3年連続でアルバムを
リリースする予定です。

ベイリー:
今後、どういった方向で音楽活動をなさっていかれるのでしょうか。

MASAKO:
引き続き自分が作りたいもの、同時に良いと思える音楽を作っていくつもりです。
<取材・執筆 弘恵ベイリー>

プロデューサーWill AckermanのコメントWill Ackerman (Grammy-Winning Guitarist, Producer, Founder of Windham Hill Records)

“I was astounded to be present as Masako offered many performances so flawless that it required only a single take without edit to realize the pieces; performances of such quality that are so rare as to be nearly mythical. That such perfection and such depth of emotion coexist in her work is the holy grail of recording and production for meMasako doesn’t sound like anyone else in the world. Her style is uniquely her own. People use the term ‘unique’ far too freely, but in Masako’s case the term is dramatically accurate. Two notes of B.B. King will tell me who I’m listening to and the same is true of Masako’s composition and playing.Her timing is breathtaking and the dance between her left and right hands is unlike anything I’ve ever encountered. There is never any sense of her music becoming academic or emotionally compromised even with these prodigious skills. Hers is some of the very finest work I’ve heard in my career. .”

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