インディーズレーベル、マークリエーションの行う、ホリデーコンサートに家族で行ってきた。
まずは、黒澤有美さんの筝(ソウ、一般には、お琴として知られるが本来は別の楽器)の演奏に感動した。
筝の演奏がこんなにモダンだったとは。
5歳と7歳のわが子らも、知らず聴き入っていた。
普段はレディー・ガガを聴いてる子供たちが、黒澤さんの演奏に釘付け。
日本の古典音楽だとばかり思っていた筝の音色が、ニューヨークの街で艶を変え
斬新な音を奏でた。
次に登場するのは、フィンランドのシンガーソングライターポーラ・ヤーッコラさん。
太鼓や弦楽器を使いながらのボーカルや、アカペラ
ゆる~い感じで始まり、ゆる~い感じで終わる。この不思議な音の空間に癒された。
最後は、MIKAさん。ブラジリアン音楽のピアノと歌。
ポルトガル語で歌うクリスマスソングが何よりも美しかった。
日本人の細い声でポルトガル語を発音すると、とても繊細な音になるのだ。
ピアノの楽しい音と、その繊細な音があわさると、
いつも聞いてるジングルベルが新しい音に変わった。
マンハッタンでは12月11日に行われる。
ぜひ、お子様連れで楽しんでほしいクリスマスコンサートだ。
(取材:ベイリー弘恵)
インディーズレーベルのマークリエーションが、昨年に続き今年も12月にトライステート
(ニュージャージー州、コネチカット州、ニューヨーク州)で3回のホリデーコンサートを行う。
これは3つの異なるジャンルの3組のアーティストが3州で開催する、子供から大人まで楽しめる音楽コンサート。
今回のテーマはワールド音楽。出演者は 日本の箏奏者、黒澤有美、
フィンランドのシンガーソングライター、ポーラ・ヤーッコラ、そしてブラジルのサンバジャズ・ピアニスト、
MIKAの3人。黒澤はコンピュータサウンドと箏を融合させた現代的なアプローチを施したオリジナル曲、
そして日本の古典音楽を洗練されたテクニックで箏の世界を表現し、
ポーラはフィンランドの民族楽器カンテレやピアノ伴奏で、オリジナルのスカンジナビアン・ポップスや伝統音楽を歌い上げ、
サンバジャズを専門とする MIKA は、ボサノバを含めたブラジル音楽をピアノと唄で披露する。
この他、各アーティストがホリデーシーズンにちなんだ曲も演奏し、フィナーレには3アーティストの共演もある。
出演:
1. 日本:黒澤有美 (13、20絃箏) – http://www.yumikuro.com/
2. フィンランド:ポーラ・ヤーッコラ (ボーカル、ピアノ、カンテレ) – http://www.myspace.com/paulaandthegb
3. ブラジル:MIKA (ピアノ、ボーカル) – http://www.myspace.com/mikasambajazz/
日時: 2010年12月11日(土)2:30pm(開場)/3:00pm(開演)
会場: Victor Borge Hall at Scandinavia House
住所: 58 Park Avenue, New York, NY 10016
(Between 37th & 38th Streets.)
電話: (212) 779-3587
WEB: http://www.scandinaviahouse.org/
入場料(大人/学生/小人-12歳以下): 前売($20/$15/$5) 、当日($25/$20/$8)
主催: Mar Creation, Inc. / 担当: 河野 洋
チケット、問合せ: contact@marcreation.net / 917-400-9362
ウェブサイト: http://www.marcreation.net
MySpace: http://www.myspace.com/marcreation