Songbird TAeKO 深尾多恵子 Taeko Fukao web Instagram
滋賀県近江八幡市出身→ニューヨーク22年→京都府在住
同志社大学在学中 京都でR&Bシンガーとして活動
1998 年 ニューヨークへ ジャズと出会う
2007年 アルバム「One Love」発表 アメリカデビュー
2010年 アルバム「Voice」発表
2013年 アルバム 「Wonderland」発表 「ジャズ・タイムス」「ジャズインサイド」雑誌掲載
2018年 タイムズスクエアにてアメリカ国歌独唱
2018年 「アップルウォッチ4」テレビコマーシャルソング「ホーキポーキー」収録
2019年6月 書籍「Untraveledーニューヨークがジャズシンガーにしてくれたー」( 文と編集の杜、瓜生朋美著)出版
2019年 アルバム「Contemplation」発表
2019年 米国東海岸ジャズ雑誌「ホットハウスジャズマガジン」に掲載
2021年 日本帰国
2023年3月31日【TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band】結成
2024年5月 初のライブアルバム「Here’s to Life」発表
2024年7月 琴、ピアノ、サックスで構成される 【Trio Highwire】 京都で初公演、舞妓さんと共演
2024年11月「Here’s to Life」デジタルリリース
2025年 【TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band】3都市公演
3月8日(土) 京都 三条木屋町 ライブスポット RAG(ラグ)
3月23日(日) 名古屋 新栄 Jazz Spot Swing (スイング)
3月30日(日・昼) 神戸 神戸旧居留地 100BANホール
TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band タエコズ・キョート・ウィメン・ジャズ・バンド 2025
TAeKOさん:
しゃけさん、お久しぶりです。お元気ですか?
しゃけ:
元気です。ありがとうございます。前回のインタビューはこちら。
TAeKOさんもますますお元気そうで!3月8日(国際女性デー)に【TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band】が京都に集まるのですね?
TAeKOさん:
はい、今年も私たちの季節がやってきました!女性7人のジャズバンド【TAeKO’s Kyoto Women Jazz Band】が三大都市で公演を行います。
3月8日(土)京都、3月23日(日)名古屋、3月30日(日・昼)神戸です。
しゃけ:
わ!なんだかスケールが大きくなっていませんか?
TAeKOさん:
おかげさまで今年は初の三都市公演!皆様にお会いできるのを楽しみにしています。国際女性デーにちなんでいますので、女性の方々にもたくさんお越しいただきたいです。






しゃけ:
国際女性デー、イタリアでは男性から女性へ黄色いモミザを送る日が3月8日という習慣がありますね。
TAeKOさん:
春の訪れを告げる幸せの黄色い花。モミザは女性のシンボルだそうです。女性が幸せなのは、平和でとても喜ばしいことです。
いつもがんばっているみなさんに、ライブ音楽で少し息抜きをしていただけたら嬉しいです。最近聞いてとても腑に落ちたことなのですが、古代中国では音楽は薬だったのだそうです。たしかに音楽に癒されると心身が整いますよね。
コロナが流行った時期に「音楽でコロナは治せない」とライブ音楽の自粛が唱えられました。たしかにパンデミックに関してはStay Homeが最優先で、ライブ音楽の自粛は当然のことでした。でも「音楽は薬」というフレーズを聞いて以来、「音楽は体の免疫力を高めるし、病気との戦いにも役立つ」と本気で思い始めたんです。
音楽は、人間が生きていくうえで必要だと思います。ミュージシャンが集まって自分の好きなこと(音楽)をやっている、というだけじゃない。食事と同じで人間の生活にアートが「必要不可欠」だからこそ私はこの世でこのお役目を授かったんだな、と最近感じているんです。
心を潤す音楽を世に届けるとことをライフワークに生きていきたい。
そしてさらに、女性ミュージシャンが自分の才能を生かして生きていくことを促進したいし、そのメンバーたちの姿が、まだ一歩を踏み出せないでいるかもしれない女性たちの勇気づけになったら本望です。それがこのバンドを率いる私の原動力です。
しゃけ:
うんうん。アートは人生に必要ですね。結婚して子供ができたからって自分のことを後回しにしていいわけがない。母が幸せであることが家族の幸せにも繋がります。
TAeKOさん:
夫のため、子供のために生きることだけを自分の幸せとする女性の生き方も、もちろん否定はしないです。でも一度きりの人生、もし自分がほかに本当にやりたいことがあったら、それを我慢するのはもったいない。固定観念に縛られて自分を押さえ込んでいては、周りも幸せにならないと思う。自分の気持ちをおさえて我慢していると、どうしてもどこかで歪みがでてきてしまう。
同時に、「母になる」「家族を支える」ということもとても幸せなことだと思っています。「やらない」という選択は、生き方としてあると思う。「恵まれない」という残念なこともあると思う。でも、「諦める」という選択をするよりは、諦めずにやったほうがいいと思う。両立する方法はあると思う。諦めないでほしいです。
しゃけ:
夢か家族かどちらか選ばなければいけないという考えはどうかと思います。
TAeKOさん:
もちろん!もっと欲張って!楽しんで!そして人生にはアートが必要不可欠であることを忘れないで欲しい。体と心を整えてパワーチャージしていただきたいです。生の音楽を楽しむことは特別な日だけでなく、もっと日常的に「必要なもの」として人生の一部にしていただきたいな。
ニューヨークでは生活の中にアートがあるのが当たり前で、ライブ後には「とてもよかった!ありがとう!」と、わざわざ言いに来てくださることが多いんです。オーディエンスの心も体も栄養で満たされ、それをアーティストが受け取って循環し合う爽快感!
しゃけ:
日本のオーディエンスは礼儀正しすぎるかしら?お客さんの反応をみて演奏曲を変えたりもするのですか?
TAeKOさん:
リハーサルでやったこと、あまりやらなかったね、でも盛り上がったね!ということはよくありますよ。やってみなくちゃどうなるかはわからないことも多いし。その日の会場の様子を感じ取りながら、心のおもむくままに身を任せ・・・。ジャズは人生のようなもの。
今この瞬間に今ここで作るものだから、会場のみなさんとの一体感が醍醐味です。
生の楽器の音、目に見えない波動と呼吸を味わっていただけるのもライブの良いところです。ライブ音楽には、家でパソコンなどで音楽を聴いていても味わえない豊かな感覚があり、人との相互のコミュニケーションがあり、それを大切にしています。
しゃけ:
ふむふむ。TAeKOさん、引き寄せのパワーが強いのでは?
TAeKOさん:
ありがたいことに、京都でも素晴らしい方々との出会いがあり、昨年2回開催して大好評だったイベントがあります。能舞台が設られたお部屋にて、琴とピアノとサックスの3パートから成るグループ【Trio Highwire(トリオ・ハイワイヤ)】が京都の舞妓さんと共演させていただくというもので、京料理を召し上がりながらご鑑賞いただき、舞妓さんにお酌してもらって一緒に写真を撮ったりもできる、とても京都らしい優雅なスペシャル企画です。今年は5月24日(土)と11月30日(日)に開催予定です。
詳しくはこちらをクリック!
お問い合わせ・・・京都文化NFT(電話090-1133-1358 担当:高木)
そのほか、公演スケジュールを私のホームページに掲載しています。常に更新していますのでチェックしてみてくださいね♪ 今年も楽しい企画をたくさんお送りする予定です。




