結婚の申請その3

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第二十九号 02/14/2000

Harlem日記

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******結婚の申請その3*******

いよいよ結婚をすると決めた日がやってきた。朝一番にCity Hallに電話をすると係りの者が留守のようで、留守電に入れた。電話が係りからかかってきたのは昼すぎだった。

「やっぱりさーマリーって友達と話してたら、彼女もCity Hallで結婚したけど、やめたほうがいいってさ。」と彼はCity Hallでの結婚をやめると言い出した。

ジャマイカへどうせ行くのならジャマイカでやったらいいとマリーにそそのかされたらしい。
「えーメルマガのネタは?」
「なにもメルマガのネタのために僕らが結婚するわけじゃないだろう。」
「・・・・・」
「City Hallの係りの奴も、返事がおそすぎるんだよ。」

「ジャマイカでできるかノーマ(叔母)に電話して聞いてみるから。待ってて。」
ジャマイカに電話したようだった。
「500ドルでホテルが全部やってくれるってさ。」

決定!

「えーメルマガのネタはー」としつこい私。
「二人っきりでCity Hallなんて寂しすぎるぜ。君は二度目かもしれないけど、僕は初めてなんだから。」
うーん厳しい言葉だ。

「じゃあ、ウェディングドレス持ってかなきゃー。こっちでもパーティーやるんだったら、2回着るから元はとれる。」
という勢いで、明日ジャマイカだというのに、Bloomingdale’sに走った。(59丁目なら125丁目から地下鉄4番Express!)なんでも揃ってるはず。と踏んだのだった。

ドレスのコーナーに行ったが、黒やら青のイブニングドレスがほとんどで白いドレスは3,4点しか無かった。だが、時間は閉店まで3時間程度しかない。一昔前に買い物レースみたいなのがTV番組であったが、まさにその状態だった。

フロアーを駆け回って300ドル程度のドレスを2着探し出した。
一枚はお腹のあたりがシースルー。ちょっと脂肪が気になるなー。もうひとつは肩で結ぶシンプルなドレス。

ちょっと脇の汗を気にしながら、試着。

まあ、どちらもぴったり!シンデレラになった気分。だけど、靴はスニーカー。ガラスの靴は何処へ?

ぴったりなサイズが2つ、さあーどうしよう。タイ人らしき、かわいらしい売り場の姉さんに聞く
「ウェディングドレスにはどっちがいいのかな?」
「どちらもウェディングには使えます。あなたが?」
「そう、私が結婚するのです。」

ノーメークの小汚い私は大きくうなずいた。
「おめでとう。そうねー私は、こっちが好き。」
彼女は肩で結ぶシンプルドレスをピックした。

「試着は?」
「もう、サイズはぴったり」
「一緒に見てあげればよかったわね。」
「こっちはオフホワイトだけど、信仰上ホワイトじゃないといけないとかは大丈夫?」
「うーん、ジャマイカなのでーそこのところがよくつかめてなくて。」

「ジャマイカで?いつ?」「明日にはジャマイカ。」
「日焼けした肌にウェディングドレスなんて素敵ね。」
「日本人?」「ええ。」「アクセントが日本人だから」

彼女はドレスを丁寧に包んでくれた。
「本当におめでとう。ハネムーン楽しんできてね。」
とさわやかに見送ってくれた。

さて、次は靴だー。デパートの中で靴屋を回ったが手ごろな値段では見つかりそうにない。
「白の靴なんて普段履かないしなー」とケチな私であった。
隣のストロベリー(日本でいえば三愛みたいなショップ)で購入。40ドル程度と、まあーなんてリーズナブルなんでしょう!

こうしてドレスも靴もジャマイカへ旅立つギリギリに購入したのだった。

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